最近の子役は本当に劣化しないよね。
その理由が意外でした。
↑かなり参考になるかも～
（以下引用）
かつては、親が口出しをして子役がつぶれてゆくケースが多かった。
だが、最近は安達祐実（３０）の母親のような目立った“ステージママ”の存在は
聞こえてこない。
「勝ち組」の子役の親は、大金を目の前にしてもこだわりがない。
志田未来（１８）のように、自分の手から離れる時期が来れば、あっさりと大手プロ
ダクションに移籍させる傾向にある。
それはアニメ「崖の上のポニョ」の主題歌でブレークした大橋のぞみ（１２）の今後に
象徴的に現れている。
大橋は来年４月から中学生になるため、芸能活動を休止して、学業に専念するという。
「子供らしく学校生活を充実させたい」というのがその理由らしい。
この言葉に嘘はない。
大橋の母親は芸能界をやめたときのことを考えて、塾や習い事を並行して通わせていた
という。「彼女の母親は１億円の収入が１０００万円に落ちても平気な顔をしていた」と
ドラマ関係者は証言する。
最近は子役の親のネットワークもできている。
芦田愛菜（７）の親は大橋の親に相談し、大橋の親は元事務所の先輩の志田の親に相談
しているという。
つまり相談できる相手がいるから有名になっても舞い上がらない環境ができているのだ。
だから子役が“劣化”しなくなってきた。
「ゴールデンエイジ」と呼ばれる現在の子役たちは、芸能界を引っ張り始めている。
「テレビ離れは深刻だ。ひな壇タレントが並んだバラエティー、アイドル起用のドラマなど
番組コンテンツはテコ入れが必要。下手なアイドルよりも演技はうまく、知名度のある子役
を使いたくなる」（民放スタッフ）という声は多い。
愛菜ちゃんブームを巻き起こした「マルモのおきて」は続編が検討されているようだし、
キムタク主演の「南極大陸」の視聴率を愛菜ちゃんが再登場して支えるなど、ますます子役の
ウエートは高くなっている。
少子化が進む中で、子供服、子供グッズ、ゲーム、おもちゃなどへの経済効果も計り知れない。
子供店長はトヨタの車の売り上げを、愛菜ちゃんはチキンラーメンの売り上げを伸ばした。
「ギャラは安いし、なんといっても大人のタレントのように交通事故も起こさない。子役は１０
年前よりも演技と質が格段に上達している」と大手広告代理店幹部が言う。
かつては、大ヒット曲「黒猫のタンゴ」を生んだ皆川おさむ（４８）のように一発屋で終わる
ケースが少なくなかった。
ドラマ「ケンちゃん」シリーズの宮脇康之（５０）は、印刷関係の仕事をしていた。
すっかり貫禄のついたオヤジさんである。
「子連れ狼」大五郎役の西川和孝（４４）は天国から地獄に転落した。
子役から政治家、実業家への転身は見事だったが、１９９９年に金融業者とのトラブルで殺人事件
を起こして、無期懲役で服役中だ。
（引用元 ZAKZAK）
